演劇×ゲームが生み出す、未来への新たな扉。大阪・関西万博2025で上演される新作SF狂言『Mono no Aware』の世界観をゲームで表現する、2日間の創作イベント

SF狂言との特別コラボレーション

大阪・関西万博2025会場にて2025年9月30日〜10月1日に開催される演劇プログラム「ケン・リュウ原作 新作SF狂言 Mono no Aware」との特別コラボレーション企画です。物語の舞台である未来の宇宙船に登場する《子どもたちの遊び》を、実際にゲームとして具現化します。

演劇×ゲームの革新的な表現体験

「演劇」と「ゲーム」という異なる表現手法を融合させることで、これまでにない芸術体験を創出します。観客にとっては想像力を刺激する新たな舞台鑑賞体験となり、クリエイターにとっては演劇という文脈の中で”遊び”を再定義するユニークな挑戦の場となります。

大阪・関西万博2025での展示予定

本CREATIVE JAMで開発されたゲーム作品は、SF狂言本番時に実際に展示・体験できる作品として仕上げられ、大阪・関西万博2025の公式文化プログラムの一部として世界に発信されます。

文化芸術活動基盤強化基金による支援

本プロジェクトは、『文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)』の助成により実現しています。

開催概要

開催日程:2025年9月13日(土)・14日(日)

会場::404 Not Found(渋谷サクラステージ4階)

参加者: 若手クリエイター4名(選抜制)※推薦制による選考となります

主催:一般社団法人渋谷あそびば制作委員会 / 404 Not Found

助成:文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター支援基金)

プログラム詳細

2日間の集中開発体験

選抜された若手クリエイター4名が、2日間の集中開発を通じて、SF狂言の世界観に合わせたゲームプロトタイプを制作します。メンターの指導のもと、アイデア出しから実装、展示準備までを行います。

専門メンターによる指導

開発にあたっては、ゲーム開発と演出分野の専門家2名がメンターとして参加し、クリエイターの創作活動をサポートします。技術的なアドバイスだけでなく、SF狂言の世界観との整合性や観客体験の質を高めるための指導を行います。

DAY1 スケジュール

時間内容
09:00-10:00「SF狂言」プロジェクトの趣旨説明・世界観レクチャー
10:00-10:30参加者自己紹介・チーム編成
10:30-11:00アイスブレイク
11:00-12:30アイデア出しセッション開始
12:30-13:30昼休憩
13:30-16:30アイデア具体化・企画プレゼン準備
16:30-17:30企画第一弾プレゼンテーション
18:00-21:00開発スタート(プロトタイプ制作)

※施設は23:00まで利用可能

DAY2 スケジュール

時間内容
09:30-12:30開発作業
12:30-13:30昼休憩・調整
14:00-14:30中間発表・フィードバック
14:30-19:30開発作業
19:30-20:00最終発表・講評・記録撮影

※現段階のものなので変更になる場合があります。

企画立案

高橋洋介 (キュレーター) ※「ars●bit」プロジェクト育成対象者

金沢21世紀美術館主任キュレーター、角川武蔵野ミュージアムキュレーターを経て独立。現在、表参道のハイファッションビルGYREのキュレーターほか、分子ロボット倫理研究会委員、京都芸術大学講師などを務める。「近代的な人間観が滅びた後の芸術」を主題に、主に1990年代以降のテクノロジーと芸術の関係を研究。

参加クリエイター(予定)

薄羽涼彌 (映像作家、ゲーム開発者)

ゲームのメカニクスやルール、映像のフレームや時間軸といった構造的な制約の中で生み出される表現の多様さに関心があります

HSP99 (クリエイティブディレクター、DJ、アーティスト)

インターネット、音楽、ゲーム、アートデザインなど様々な知的感覚を刺激する存在に影響を受けて育ち、現在はオリジナルアートゲームの開発などさまざまな活動をしています。

ma間マ摩(アーティスト)

アート方面では抽象画の系譜に関心があり、特に人のidentificationをモチーフにそれについて自由を感じられるようなものをつくりたいと考えています。

(他1名、追加予定のため調整中)

アドバイザー・メンター

吉田寛(東京大学大学院人文社会系研究科教授)

美学・感性学および表象文化論の専門家。デジタルゲーム研究の第一人者として、ゲームの美学的考察を行っています。

飯田和敏(立命館大学映像学部教授)

『アクアノートの休日』『巨人のドシン』などの代表作を持つゲームクリエイター。独創的なゲーム作りで知られています。

展示予定

開発されたゲームは、SF狂言上演当日、会場内(ステージまたはロビー)に展示され、観客が実際にプレイできるインスタレーション型作品として活用される予定となっています。

「ケン・リュウ原作 新作SF狂言 Mono no Aware」開催概要

開催日時:

2025年9月30日[2公演]

 13時00分~15時00分

 17時00分~19時00分

2025年10月1日[1公演]

 11時00分~13時00分

インスタレーション型作品として

開発されたゲームは、SF狂言上演当日、会場内(ステージまたはロビー)に展示し、観客が実際にプレイできるインスタレーション型作品として活用される予定となっています。

お問い合わせ主催

一般社団法人渋谷あそびば制作委員会 / 404 Not Found

助成

文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター支援基金)

〒150-0042 東京都渋谷区桜丘町1-4

渋谷サクラステージ4階 404 Not Found内

担当:石川武志(404 Not Found 超内会長 / 一般社団法人 渋谷あそびば制作委員会 理事)